Power AutomateやLogic AppsではHTTP応答のアクションを使う場合、単純なJSONのデータだけでなくファイルを返すこともできます。
例えば以下のように、SharePointのドキュメントライブラリからファイルコンテンツを取得して、応答の本文にそのまま入れてあげると、ファイルダウンロードのような動作になります。
上のようなHTTP要求受信のトリガーを使うと、ファイル名は既定で "invoke.pdf" や "invoke.zip" のようになります。 これはリクエストするときのURLの末尾が "invoke"になっているからですね。
既定のよくわからないファイル名ではなく、ファイル名を指定したい場合には少し応答アクションを変更する必要があります。
それが "Content-Disposition" ヘッダーです。
このヘッダーを追加して、値として attachment;filename="sample.zip"
のようにファイル名を指定してあげることで、ダウンロードされるファイルの名前 (初期値) が変更されます。
同じような形式のフローを作成される機会があれば試してみてください。
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