アジェンダ
2020年9月のAdaptive Cards Community Call のメモです。
- 2020 Q4のロードマップ
- Adaptive Component紹介
2020 Q4のロードマップ
これまでと同様、ロードマップ(というか対応予定かどうか)は以下のサイトで公開されているという案内でした。
Planned - Adaptive Cards Features | Product Roadmap
"Under Consideration" のカテゴリーは全然計画になっていないのでPriorityをあげたいと思ったらVoteしてねとのことでした。
また引き続きここにはリストされていないフィードバック・新機能も募集しているそうです。
Adaptive Component紹介
今回の目玉はこのAdaptive Componentです。
Adaptive Componentは、宣言的なコンポーネントを、TemplatingとAdaptive Cards Elementを使って構成するものです。
もう少しかみ砕くと、今でも使っているようなカードのパーツを複数組み合わせて、新しいカスタムパーツのようなものを作る仕組みです。
Power AppsのComponentsを知っているとイメージしやすいかもしれません。 まだ開発中ですが、詳細やサンプルは以下のページを見ると書いてあります。
Adaptive Components (Exploration) · Issue #4761 · microsoft/AdaptiveCards · GitHub
Adaptive Componentを使うと、少し複雑、だけどよく使うような組み合わせ(例えばColumnSetを使って、左にアイコン真ん中にタイトル、右にボタンのようなレイアウトを作る場合)を事前に定義しておいて、メインのカードではそれを呼び出すだけでよりカード本体を短く、可読性高く作れるということです。
Adaptive Component自体もAdaptive Card同様にjsonで定義されますが、これを作るデザイナーも検討しているそうです。
以上、簡単なメモでした。
Adaptive Component楽しみです!