MoreBeerMorePower

Power Platform中心だけど、ノーコード/ローコード系を書いてます。

Adaptive Cards Community Call 9月メモ

f:id:mofumofu_dance:20200911010552p:plain

アジェンダ

2020年9月のAdaptive Cards Community Call のメモです。

  • 2020 Q4のロードマップ
  • Adaptive Component紹介

2020 Q4のロードマップ

これまでと同様、ロードマップ(というか対応予定かどうか)は以下のサイトで公開されているという案内でした。

Planned - Adaptive Cards Features | Product Roadmap

"Under Consideration" のカテゴリーは全然計画になっていないのでPriorityをあげたいと思ったらVoteしてねとのことでした。

また引き続きここにはリストされていないフィードバック・新機能も募集しているそうです。

f:id:mofumofu_dance:20200911095017p:plain

Adaptive Component紹介

今回の目玉はこのAdaptive Componentです。

f:id:mofumofu_dance:20200911012524p:plain

Adaptive Componentは、宣言的なコンポーネントを、TemplatingとAdaptive Cards Elementを使って構成するものです。

もう少しかみ砕くと、今でも使っているようなカードのパーツを複数組み合わせて、新しいカスタムパーツのようなものを作る仕組みです。

Power AppsのComponentsを知っているとイメージしやすいかもしれません。 まだ開発中ですが、詳細やサンプルは以下のページを見ると書いてあります。

Adaptive Components (Exploration) · Issue #4761 · microsoft/AdaptiveCards · GitHub

Adaptive Componentを使うと、少し複雑、だけどよく使うような組み合わせ(例えばColumnSetを使って、左にアイコン真ん中にタイトル、右にボタンのようなレイアウトを作る場合)を事前に定義しておいて、メインのカードではそれを呼び出すだけでよりカード本体を短く、可読性高く作れるということです。

Adaptive Component自体もAdaptive Card同様にjsonで定義されますが、これを作るデザイナーも検討しているそうです。

f:id:mofumofu_dance:20200911013126p:plain

以上、簡単なメモでした。

Adaptive Component楽しみです!