やったこと
ひらりんさん の書かれた、ノンコーディングでスマートスピーカーのスキル開発のブログ を読んで、これなら自分にもできそうと思い作ってみました。 VUIはイマイチなにに使うか、想像できなかったけど、身近なところでは育児の記録、ミルク飲んだとか、おむつ変えたとか、うんちが柔らかかったとか、そういう手が離せない時のメモ書きを取れたらいいなと思って、育児記録をVUIでデータ保存するスキルを作ってみました。
できたものは、以下のツイートからご覧ください。
音注意
— Hiro (@mofumofu_dance) June 9, 2020
昨日のGoogle アシスタント→SharePointへのデータ登録ですが、無事音声でも成功しました。 https://t.co/YHGpZzhU8v pic.twitter.com/kZTMgV0BZT
なお、今回はデータ置き場として、SharePointを、Logic Appsの代わりにPower Automateを利用しています。
作り方
基本的にはひらりんさんの記事をフォローしているだけなので、相違点のみ記載します。
Actions on Google 側
元の記事では、「サイコロN個投げる」を様々な文章で学習させていましたが、育児記録の場合には、
- 活動の種類 (うんち、ミルク、おむつかえ、就寝、起床)
- ミルクの量、うんちのやわらかさ
を読み取る対象 (Entities)として学習させています。
Intentには「育児記録」を追加して、普段発生しそうな記録をトレーニング文章として入力します。
ミルクの量はNumberというあらかじめ用意されたEntityがあったので、それを利用しました。 活動の種類とうんちの硬さは、対応するEntityがないので、カスタムで作成しています。
あとは元の記事のままです。
Power AutomateとSharePoint
データ登録とDialogflowへのレスポンス部分はPower Automateを利用しています。元の記事の内容よりもだいぶ簡素になっていて、全体は以下の通りです。
要求受信したデータを見てみると、ありがたいことに、関連するすべてのEntityを返してくれています。(ないデータは空)
これのおかげでSharePointへの登録部分は、何も迷うことなく、それぞれ対応するSharePointのフィールドにセットすることができました。
特にこったことはしていないので、以上です。
おわり
日本語の聞き取り精度が非常に高いことに感動しながら、これだけの仕組みを数時間で、学習→作成までできるというのは、ノーコーディングの素晴らしいところだと思います。
ここからは、あとは記録の閲覧ですが、これも好きなインターフェースで、例えばLINEでもよいし、アプリでも、閲覧できます。
iPaaSすげー!!でした。
ひらりんさんありがとうございました :)