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Power Platform中心だけど、ノーコード/ローコード系を書いてます。

Power Automate から LINE に通知を送ってみよう

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LINEユーザーの私は基本的な連絡手段がLINEです。ケン○ッキーとかバー○ンとかのクーポンもLINEで受け取っています。

なので、何かしらPushで通知受け取るなら、できればLINEがよかったので、Power AutomateからLINEに通知を送ってみました、ノーコードで!

実際に通知を送ったのは、過去記事 (Qiita) の Prime Videoの更新通知をPower Automateでつくる でやっている、アニメの最新話更新通知です。

一筋縄ではいかない・・・

Power Automateさん、LINE関連のコネクターがないんですよね。 カスタムコネクター作って、Developer登録して~という方法もありそうなのですが、手軽さの観点から今回は却下しました。

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じゃあ、ということで、『LINE Notify』を選択します。 LINE NotifyならIFTTTからメッセージが送れます。これを利用すればいけそう。

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つまり、Power Automate → IFTTT をPower Automateで作っておいて、 IFTTT → LINE (Notify) を IFTTT側で自動処理することにします。最初の絵はちょっと変更になって・・・

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Power Automate + IFTTT

この方法のいいところは、IFTTT→LINE部分を変更せず、他のFlowからも適当な文字列をIFTTTに渡すことでLINE通知を実現できる点です。

IFTTTのトリガー部分の設定 (Webhook) は、特になにもいじらず、LINEに送るメッセージ部分を、トリガー時のパラメータ: Value1にします。こうすることで、とにかくトリガーで何かわたせば、通知してくれるようになります。

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Power Automate側

もっとも単純に、Power AutomateでIFTTTのWebhookを使うなら、HTTPアクションですが、GETでもいいようなのでOneDriveコネクターを利用した方法を使います。

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Automate側 (もっともシンプルな例)

これで完成! Flow実行時のテキストがLINEに通知されるはずです。

IFTTT側

こちらも特になにもないですが、トリガーをWebhooksにして、アクションをLINEにします。ポイントは送るメッセージを {{Value1}} とするところです。

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動かしてみた

テストしてみました!ちゃんと動いてますね!あとはAutomate側で通知を送りたい内容のトリガー・成形をすればよいです。

というわけで、Power AutomateとIFTTTを組み合わせることで、ノーコードでLINEに通知を送ることができました!やった!

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注意事項

結構IFTTTのWebhookが反応遅いので、即時性を求めるような通知には不向きです。アニメの更新くらいなら、別に遅れてもいいので使えます! 一方で、場所トリガーで帰るコールを家族に自動送信 みたいなことには不向きかもしれません。